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前回の動画から”10年以上前”ぶりに打ち込み(コンピューターでの音楽製作)を再開しました。
まさかまたこのタイミングで再開することになるとは、夢にも思っていませんでした(笑)

長年離れていたし、もうできないかもしれない…なんて実は少し心配していたのですが、やっている内に思い出すこともあり、懐かしい感覚でいっぱいです。

以前打ち込みをしていた時の機材は、その時使っていたノートパソコンの故障と、「もう打ち込みをすることはないだろう」という気持ちで手放してしまいました。

なぜなら打ち込みは劇団活動で必要だったからです。
劇団活動が終わったら、わざわざ打ち込みをしてまで何かをすることはないですし…。

依頼を受けて音源の作成をしたこともありましたが、音楽に関してしっかりとした理論の知識(機材の知識も)があるわけではなく、ただ”聞いた感じ”だけでやってきて、しかも使うのが自分達だったから良かったものの、いざお仕事となるとどうしても「これでいいのかな?」なんて自信のなさがあったり、納期や報酬の相場も全くわからないので遠慮して言われるままにしていると、なんだかしんどかったり…といった感じで、結果、本格的にやっていこうという気にもなりませんでした。
ま、一言で言うと向いてなかったんですね。

そんな私の音楽歴はというと…「ヤマハ音楽教室幼児科」とピアノのレッスンくらい。
「お稽古事」って感じですね。

バンドとかギターの経験があれば「コード」というものに対してもうちょっと親しみが持てたんじゃないかな〜とは、実は何度も思っています。
あと、ドラム!
未知の領域!(笑)

強いて言えばヤマハ音楽教室で「和音」について触れた授業があったのが救いというか、そんな感じの感覚に未だにすがっているようなものです(笑)
ピアノに背を向けて立っていると、先生がCの和音を弾く…続いて「ドミソ」とバラして弾く…再びCをジャーン…(先生)「なんの音ですか?」って聞かれる感じでした。
行っててよかった。
ありがとうお父さん、お母さん。

脱線が長くなってしまいましたが、でもまたこうやって音を作って披露する場ができて、とても楽しいです。
本当にとても!

で、どちらかというと「歌いたいがためにカラオケを作っている」という状態なので、どっちかというとあんまりカラオケに力を使いたくない…というか、さっきから長々と言い訳している通り、作る時点で自分にとっては若干ハードルが高いので、気持ち的にはなんとか「チャチャッと」やって、歌っている時間をたくさん取りたいのが本音なのですが、それは能力的に無理なんですよね…。
打ち込みをしている時間の方が圧倒的に長い。
(まあでも普通に考えても、カラオケ作る方が時間はかかりますね)

だからと言って打ち込みが嫌いかと言えばそうでもなく…。
めんどくさい奴ですよね(笑)

やってる最中は頭を抱えながら…なんですが、出来上がった後がめちゃくちゃ嬉しいという代物です。
だから楽だけど誰かから「これ使っていいよ」なんて言われた音源を使うことも、なんだかしっくりこない。
楽なんですけどね。

全部、自分でやりました〜!っていう達成感がめちゃくちゃ嬉しいのは、自分にとってハードルが高いからこそでしょう(笑)
”挑戦”の意味合いが強いというか。

で、そんなこんなの「できるだけさらっと…」という気持ちが、プリインストールされている音楽作成アプリ「GarageBand」を使うことで表されているような気がします。なんとなく。

以前は「XGworks」というシーケンスソフトを使っていました(既に作ってあったカラオケはこれで作りました)。
それが2代目。
機材など一式で、自分にとってはなかなかの金額が必要でした。
遊びなのに(笑)

そして時代が進んで、今は改めてお金を出すことなく、初めからスマホに入っているアプリで同じようなことができるようになった。
画期的でした。
(”同じような”と言ってしまうには語弊があるかもしれませんが、私がやっていることという点で…です)

昔、カラオケ作成のみに掛けた金額よりもはるかに安くで、さらにボーカル多重録音までできるようになったんです。

↓別ブログになりますが、今現在私が使っている機材一式についてまとめた記事はこちら
(はるの仕分け日記「シンプリストの「一人で歌ってみた」音源作成機材一式」


本当にすごいことだな〜と思いまして、感慨に浸っている今日この頃です。

DTM(デスクトップミュージック。打ち込み)も本当に奥が深くて、極めるのも大変です。
そこを追求していくとなると…なかなか歌にたどり着きそうにありません(笑)
なので、「自分が歌えればそれでいい」と”気持ちのハードルを下げておいて…”という現れが「GarageBandでやれることだけ」という線引きのような…?(笑)

……長々と語ってきて、途中から何を言いたいんだっけ?と思いつつも、結局、これも活動方針の一つとして「カラオケはGarageBand縛りで」というのも潔いかな?という気持ちになっている…という話でした。

実は、長く続けるんだったらGarageBandの上位互換ソフトになる「Logic Pro」を使うべきなのかな?という考えがず〜〜〜っと頭の片隅にこびりついていたので、それに対する現在の落としどころが「ガレバン縛り」というフレーズだったってことでした。

まあ、まず”良いの”を買っても使いこなせそうにないしね!(自分に言い聞かせてます)

…でも冷静になって考えてみると、何を使うにしても使い手が私である以上、耳コピーのハードルの高さは変わらないんですけどね…。

結局「ガレバン縛り」って言いたいだけじゃん!!(笑)

ご静聴ありがとうございましたm(_ _)m